今回は肘内障について書きたいと思います。
〇概要
「親がこどもと手をつないで歩いているとき、こどもが転びそうになったのでとっさに手を引っ張ったら急にこどもが泣いて手を動かさなくなった。」というのが最も典型的な起こり方で肘の関節の亜脱臼の状態です。歩きはじめから5歳くらいまでのこどもでとくに1歳から3歳の幼児に最も多く起こります。
〇病態
肘の靱帯(輪状靭帯)から肘の外側の骨(橈骨頭)がはずれかかることによって起こります。
〇診断
こどもは突然泣き出し痛めた方の腕を使おうとしなくなり、また触れられることを嫌がります。腕は麻痺をしたようにだらりと垂れ、内側を向いたようになります。骨折や脱臼との鑑別のために、X線(レントゲン)検査で骨や関節に異常がないことを確認することもあります。
〇治療
徒手整復を行います。整復の後はいつもと同じように腕をつかってかまいません。5~6歳になると靭帯がしっかりしてくるのであまり再発は起こりませんが、手を引っ張られることによって繰り返すこともあるので、注意してください。
〇全快堂整骨院では…
骨格、骨盤の歪みの整体施術や関節調節などでアプローチしていきます。
・骨格,骨盤の歪み…神経の流れに着目し、神経が休んでいる部分を探し出し、直接働きかける事により、神経の命令が身体全体に伝わるようになり、筋肉がしっかり働き、骨格を正しい位置に戻し、症状をアクチベーターなどで改善します。
筋肉・骨格を正常な位置に戻す事で内臓・自律神経系もバランスがとれ、真の健康を引き出す事が可能です。
当院の施術は 自律神経の調節、脳脊髄液の流れ、筋肉・リンパなどにもアプローチします。 お身体に悩みやがありましたら、一人で悩まずご遠慮なくご相談ください!